CLA主催の第一回 ドラッカー勉強会に参加しました。
毎回、ドラッカーのプロフェッショナルの条件をPart毎に読み進めていき内容をシェアしていく、いわゆる読書会です。
実はドラッカーの本を読むのは今回が初めて。今までいろんな人に推薦されてきましたが何故か読まなかった。
勉強会のお誘いをもらったので、これを機会に読むことにしました。
やはり良書と言われるだけあって、非常に分かりやすく学びが多い本です。
今後、勉強会で学んだことを少しづつ自分用のメモもかねて、この場でシェアしたいと思います。
まずはPart1から。
Part1は、
知識や組織に関して歴史的背景や知識の用途の変化
その結果として生産性、労働者、組織の変化
を描いています。
■知識の用途は、どのように変化してきたのか?
以下、時代別に知識の用途を並べると変化が分かりやすいかと。
●中世
ソクラテス
自己認識
自らの知的、道徳的、精神的成長
プロタゴラス
何をいかに言うかを知る
論理、文法、修辞
東洋
儒教
何をいかに言うかを知る
道教と禅宗
自己認識
テクネ(技能)を学ぶには、徒弟となり、経験を積むしかなかった
●産業革命
科学を技術に適用
道具
道具、工程、製品に適用
プロセス
生産性革命
仕事そのものの研究、分析、エンジニアリングに応用
経験を知識に置き換えた
徒弟制 → 教科書
秘伝→ 方法論
作業→ 知識
●現代
知識を知識に適用
マネジメント革命
■知識労働者とそれ以前の労働者の違いは?
●知識労働以前
技能中心
生産力を高める唯一の方法は、 より長く働かせるか、 より激しく働かせるか
何を行うか、 いかに行うか、 いかなる速さで行うか を指示される存在
●知識労働
技術中心
教育訓練によって数ヶ月で第一級の工員に養成する
専門家
専門分野において自分よりも詳しい人がいれば価値がない
現代は知識のポータブル化が可能になった。
マネジメント 目次
企業の成果
プロフェッショナルの条件 目次
知識や組織に関して歴史的背景や知識の用途の変化
その結果として生産性、労働者、組織の変化
組織での知識労働者の生産性向上
自己のマネジメント
意思決定、コミュニケーション、情報型組織
リーダーシップ、人事、イノベーション
自己実現への挑戦とeコマースが意味するもの
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