投稿者 naoki263 | 2008年5月28日

第一回 ドラッカー勉強会 前半

CLA主催の第一回 ドラッカー勉強会に参加しました。

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毎回、ドラッカーのプロフェッショナルの条件をPart毎に読み進めていき内容をシェアしていく、いわゆる読書会です。

 

実はドラッカーの本を読むのは今回が初めて。今までいろんな人に推薦されてきましたが何故か読まなかった。

勉強会のお誘いをもらったので、これを機会に読むことにしました。

 

やはり良書と言われるだけあって、非常に分かりやすく学びが多い本です。

今後、勉強会で学んだことを少しづつ自分用のメモもかねて、この場でシェアしたいと思います。

 

まずはPart1から。

 

Part1は、

知識や組織に関して歴史的背景や知識の用途の変化

その結果として生産性、労働者、組織の変化

を描いています。

■知識の用途は、どのように変化してきたのか?

以下、時代別に知識の用途を並べると変化が分かりやすいかと。
  ●中世
    ソクラテス
      自己認識
        自らの知的、道徳的、精神的成長
    プロタゴラス
      何をいかに言うかを知る
        論理、文法、修辞
    東洋
      儒教
        何をいかに言うかを知る
      道教と禅宗
        自己認識
    テクネ(技能)を学ぶには、徒弟となり、経験を積むしかなかった
  ●産業革命
    科学を技術に適用
      道具
        道具、工程、製品に適用
      プロセス
        生産性革命
        仕事そのものの研究、分析、エンジニアリングに応用
    経験を知識に置き換えた
      徒弟制 → 教科書
      秘伝→ 方法論
      作業→ 知識
  ●現代
    知識を知識に適用
    マネジメント革命

 

■知識労働者とそれ以前の労働者の違いは?
  ●知識労働以前
    技能中心
    生産力を高める唯一の方法は、 より長く働かせるか、 より激しく働かせるか
    何を行うか、 いかに行うか、 いかなる速さで行うか を指示される存在

  ●知識労働
    技術中心
    教育訓練によって数ヶ月で第一級の工員に養成する
    専門家
      専門分野において自分よりも詳しい人がいれば価値がない

  現代は知識のポータブル化が可能になった。

 

マネジメント 目次

第一回 ドラッカー勉強会

企業の成果

 

プロフェッショナルの条件 目次

第一回 ドラッカー勉強会 その1

第一回 ドラッカー勉強会 その2

知識や組織に関して歴史的背景や知識の用途の変化
その結果として生産性、労働者、組織の変化

第二回 ドラッカー勉強会 その1

第二回 ドラッカー勉強会 その2

組織での知識労働者の生産性向上

第三回 ドラッカー勉強会

自己のマネジメント

第四回 ドラッカー勉強会

意思決定、コミュニケーション、情報型組織

第五回 ドラッカー勉強会

リーダーシップ、人事、イノベーション

第六回 ドラッカー勉強会

自己実現への挑戦とeコマースが意味するもの 


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